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第10回 日本医療安全学会学術総会 ランチョンセミナー
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日本医療安全学会学術総会(渋谷健司大会長)とサクラグローバルホールディング(株)による共催セミナーが、(一財)松本記念財団(松本代表理事)が事務局を務める単回医療機器再製造推進協議会の後援で開催されました。

​概要

日時:2024年4月13日(土) ランチョンセミナー 12時~13時
場所:東京大学 本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター 
演者:社会医療法人社団 順江会理事 上塚芳郎先生
座長:感染症コンサルタント     青木眞先生 
   サクラグローバルホールディング(株)パブリックリレーションズ室長
   長谷川フジ子氏


※    演者、座長の3名は、(一財)松本記念財団の、顧問、理事である。

​テーマ

地球環境にやさしく安全性も高い単回使用医療機器再製造品を使おう

抄録

医療廃棄物の増加は地球環境に悪影響を与えています。日本でも多くのディスポ製品が使用され、食事には使い捨てに割り箸や紙コップが使用されています。同様に、医療材料もまだ使用可能なものが廃棄され、地球はゴミで溢れかえり、焼却によりCO2が増加しています。しかし、単回使用の医療材料の中には洗浄、組立て、滅菌して再利用できるものもあります。これらは医療機器製造販売業者により高い品質と清潔さを保ち安全な再製造医療機器(R-SUD)として製造され、価格も新品よりも安価となっています。医療安全学会の参加者には、既に日本で販売されているR-SUDのメリットを理解して頂きたいと存じます。

​当日の様子

定員70名の会場は、ほとんど埋まり盛況であった。長谷川座長の上塚先生の紹介後、講演が始まり、青木座長のポイントをついた講演者とのやり取りで時間通り終了した。アンケートは、45名から回収された。そのうち35名が医療従事者からであり、単回使用医療機器再製造品に対する医療現場の声を確認することができた。セミナーの満足度は、非常に高評価であった。R-SUDに使用に関しては、圧倒的に賛成が多かったが、同時にR-SUDに関して半数以上が初めて知ったという結果で、まだまだ周知されていない現状をあらためて把握した。今後も、啓発活動の必要を痛感した。

開始前の様子.jpg

開始前の様子

セミナー中の様子.jpg

セミナー中の様子

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講演中の上塚先生

質疑応答中の青木先生.jpg

質疑応答中の青木先生

終了後の記念撮影.jpg

終了後の記念撮影

会場となったという題の赤門と桜.png

会場となった東大の赤門と桜

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